前の記事でHPの14S-DK0000というパソコンが改造可能である(可能性が高い)ということについて書きました。
今回はこのノートパソコンを改造したらどうなるのか、またコストはどれくらかについて実際に改造はしませんが検討してみたいと思います。
ちなみにノートパソコンの改造は比較的難易度が高く自己責任度合いも高いです。実際やる場合はリスクの取れる改造好きや人柱になってもいい人だけでお願いします。
HPの14S-DK0000の基本スペック
Windows 10 Home (64bit AMD A4-9125
ピュアホワイト
4GB(4GB×1)
14.0インチワイド・フルHD ブライトビュー・IPSディスプレイ (1920×1080)
光沢
AMD Radeon™ R3 グラフィックス
128GB SSD (SATA M.2)
価格は¥29,500(税抜)~。
最安値レベルだと言っていいでしょう。
ちなみにAMD A4-9125のPassmarkは2011です。

HPの14S-DK0000の詳細はこちら </p>
HPの14S-DK0000のパーツを増設などでスペックアップするとどうなるのか
まずCPUですが交換できる可能性もありますが今回は特に触れないでおきます。HPのノートパソコンの改造動画を見ると裏蓋を外すだけのものが多そうなので意外と簡単かもしれません。
メモリを16GB~に交換増設
8GBが最大と書いてあるものもありましたが、16GBいける可能性もあると思います。A4-9125が16GB認識できない可能性もありますが、調べてみたけどできないという根拠もなさそうに見えます。
同機種の上位モデルは4GB×2となっているので8GBは出来る可能性が高いです。
参考価格:4GB1枚で1600円前後、8GB1枚で4000円弱、8GB2枚で7000円弱
この記事を書いてしばらくして換装した方が現れました。
これによればメモリ、HDD/SSDに加えm.2まで交換可能ということとなので期待が膨らみますね。(HP 14s-dk0000シリーズの16GBメモリ交換方法と手順レビュー。より)
どうも32GBまで行けそうですね。しかもM.2 SSDも感想可能ですね。
SSDを500GB 1TBなどに換装
SSDの換装は簡単に出来るでしょう。
SSDに関しては何TBだろうと換装できないことはないと思います。この際1TBなどに換装してしまうのもいいです。
参考価格:500GBで5~6000円、1TBで1万円~12000円程度
M,2 SSDを搭載して2ドライブに
HPの14S-DK0000の上位モデルではM,2 SSDが搭載されています。エントリーモデルにもソケットがある可能性はあるでしょう。確認出来たらM,2 SSDを搭載して2ドライブにします。
M,2のほうを容量低くしてもいいし、もともとのSATA SSDを生かして128GB SSD+500GB M,2 SSDの構成にしてもいいです。
参考価格:500GBで6000円~7000円程度、1TBで1万円~12000円程度
※仕様書を見るとSSDはSATA M,2となっているのでSATAポートが空いているかもしれません。
注意点:SATAのソケットがないモデルがあるらしい
(先ほどのブログから引用)
というわけで一番安いモデルだと2ドライブには出来ない可能性もあります。
HPの14S-DK0000をメモリ8GB、128GB SSD+500GB SSD、にした場合
改造は人柱的になりますがあくまでできた場合です。
Windows 10 Home (64bit AMD A4-9125
4GB(4GB×1)→8GB
128GB SSD (SATA M.2)+500GB SSD
するともとの価格が¥29,500(税抜)~。
8GBにするために4GBメモリが1600円、500GB SSDが6000円とすると、37100円(税別)でA4-9125、メモリ8GB、128GB SSD+500GB SSDのノートパソコンが手に入ってしまいます。

ちなみに改造ができない方は初めから上位モデルを買うという手もあります。このモデル、エントリーモデルだけじゃなく一個上にモデルも注目です。
Ryzen搭載モデル
AMD Ryzen™ 3 3200U ピュアホワイト 8GB(4GB×2) 14.0インチワイド・フルHD ブライトビュー・IPSディスプレイ (1920×1080) 光沢 AMD Radeon™ Vega 3 グラフィックス 256GB SSD(PCIe NVMe M.2)
このモデルが税抜¥45,000。
さらにストレージをSSD+1TB HDDにしても48000円(税抜)なんですね。
自分でやった方がお得ですがこのモデルはCPUが Ryzen™ 3 3200Uに格上げされているのでこちらをベースに改造するのもありかもしれません。
ただ激安モデルをスペックアップするという趣旨からははずれますが。
このモデル非常に安いですよね。
結論:HPの14S-DK0000は改造好きにはかなりお得なノートパソコン
あくまで改造できる可能性が高いというだけですが、自己責任でスペックアップできれば3万円台で上記のようななかなかのスペックにすることも可能であり、久々に面白いノートパソコンが出たなあという感じですね。
中古ノートパソコンを改造するのもいいですが、新品がいい人はこのノートパソコンを改造して使ってはいかがでしょうか。
37100円(税別)でA4-9125、メモリ8GB、128GB SSD+500GB SSD。これはかなりの激安ですよね。
3万円のノートパソコンはしょうもないスペックがほとんどなのでこのHPの14S-DK0000は改造できる人には注目のモデルなのです。
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