Windows10でフォルダの作り方、階層について知る

階層

Windows10というかパソコンを使いこなすのに重要なのはフォルダを作ることです。フォルダなんて作れるという方もちょっと待ってください。

効率的にフォルダを管理できていますか?どの情報がどこにあるかわかっていていつでも簡単に引き出せますか?

ここが実に重要です。階層について理解できていないとパソコンの作業は格段に非効率になってしまいます。逆に言えばフォルダの階層について理解していれば格段に効率は上がりますよ。

フォルダの作り方

パソコン初心者のためにおさらいしておきます。フォルダはエクスポローラーで新しいフォルダをクリックするか右クリックメニューから新規作成>フォルダと選択するかして作ります。ショートカットはCtrl+SHift+Nです。

フォルダー作成のショートカットよりよく使うのがリネームのショートカット(キー)です。リネーム(フォルダの名前変更)はフォルダを選択した状態でF2を押すと出来ます。

階層を踏まえたフォルダの作り方

階層というのはフォルダのパスの長さまたは深さだととお見おって下さい。例えば私が使っているブラウザの階層は次のようになっています。

C:\Users\UserName\AppData\Local\Vivaldi\Application

つまりパソコンのCドライブをクリックしてからこれだけのフォルダを開いていかないとVivaldi/exeまでたどり着けないんですね。

ショートカット

そのためソフトなどの実際の使用はソフト本体でなくショートカットを使うように通常なっています。これと同じようにフォルダもショートカットを作ることが出来ます。

しかしアクセスしやすいからってショートカットを作りまくるとそのショートカットを表示している画面(おそらくはデスクトップなどでしょう)が無数のショートカットだらけになってしまい目的のフォルダにたどり着けなくなってしまいます。ここで階層についての理解が重要になるのです。

ショートカットはあまり作らないようにするのがおすすめ

ショートカットを作りすぎると探すのが逆に面倒になるので作るのは非常に頻繁にアクセスするものだけにするのがおすすめです。とはいえショートカットを作らなくてもタスクバーにピン留めしたりクイックアクセスにピン留めするとどんどん出来てしまいますけどね。この場合も一番目につく階層にフォルダの数が多くなりすぎたらさらに分類してアクセスするフォルダの階層を下げるのがおすすめです。

 

一番上の階層

フォルダにアクセスするするためにまず見るものを第一階層としましょう。すると通常はエクスポローラーが第一階層となります。(正式な表現ではありません。)フォルダから見れば一番最初のフォルダが第一階層しそうですがOSから見ればエクスポローラーが第一階層でしょう。

そして第一階層としてふさわしいものが他にもあります。それはデスクトップです。しかしデスクトップの使用はおすすめできません。なぜならデスクトップにアクセスするためにブラウザを閉じたりする必要があるためです。もしくはデスクトップをフォルダとして扱うことも可能ですがそれならはじめから分類したフォルダに行くほうが速いです。よってデスクトップは使わないことをおすすめします。

第一階層としておすすめなのがランチャーです。ランチャーソフトにフォルダを登録しておけばShiftを2回クリックするなどのアクションで登録したフォルダのショートカット一覧を開けます。これでデスクトップを使用する必要がなくなります。ブラウザを閉じなくても大丈夫。(ランチャーそふとのおすすめめはCLaunch

第二回層

ランチャーを使う場合階層を分けると煩雑になるためランチャーに登録するのは1クリックで開くためのものが望ましいでです。

第二回層としてエクスポローラーから開くものを上げると大体次のものが多いはずです。

クイックアクセス、PC、Dropboxなどのクラウドストレージ、ライブラリ。どれを使うかは好みですが、個人的にはクイックアクセスとクラウドストレージにアクセスすることが多いです。その次がPC内のドライブのフォルダですね。PC自体は階層の意味はあまりないのでドライブ(C,Dなど)を第二回層としましょう。

この第二回層の使い分けが決定的に重要です。

一番上の階層をを用途で分ける

エクスポローラーを除けば一番上の階層はランチャー、クラウドストレージ、各ドライブ、クイックアクセスなどになります。

この階層(この記事では第二回層といっていますが)をグループ分けするのがポイントです。例えば私の場合時々変更はありますがこんな感じで使わけています。

  1. Dropboxはよく使うテキスト中心に保存
  2. ランチャーはフォルダではなくソフトのショートカット中心
  3. Cドライブは使わない
  4. Dドライブはソフトやソフトのプログラムデータ
  5. Eドライブはデータ(写真や画像など、クラウドストレージの同期フォルダもここ)
  6. Fドライブはバックアップ

このように分類することで目的にフォルダにアクセスしやすくなります。本当はDropboxに色々起きたいですが容量が足りなくなるのでテキスト中心にしました。

ランチャーはフォルダはほとんどとうろくしてなくてソフトのショートカット中心です。

Cドライブはシステムドライブなので特に保存には使いません。DドライブはCドライブ以外にインストールできるプログラム専用にしています。なぜかというとCドライブはリカバリなどで全部消えるからです。Dドライブに入れておけばリカバリしても原則残ります。

それに加えてEドライブはデータ用、Fドライブはバックアップ用としているわけです。

この分類のメリットはフォルダにアクセスしやすくなることです。

 

もっともアクセスするフォルダが一番浅い階層に来るようにする

非常に頻繁にアクセスするフォルダはショートカットでいいです。しかしそれ以外でもっともアクセスするフォルダは各ドライブなどの上の方の階層にくるようにします。例えばパソコンを買い替えてブラウザのデータを引っ越ししようとしているなら、DドライブかEドライブ直下に「ブラウザ引っ越し」などのフォルダを作ってそこで作業するのもいいでしょう。

一時的にショートカットを作る

あまり使わないものをショートカットで目に触れる位置に置いておくとないがあるのがわからなくなります。そのため先程のブラウザ引っ越しのフォルダは一時的にショートカットを作ってアクセスしやすくし、終わったらショートカットを削除するのもおすすめです。

スタートメニューを活用する

あまり使っていないかもしれませんがWindows10のスタートメニューも便利です。検索するとかなりのスピードで表示してくれます。

例えばEdgeとかFirefoxとかコントロールパネルなどと検索してみて下さい。スタートメニューはWindowsマークをクリックするだけです。

よく使うメニューの一部はスタートメニューにピン留めすることも出来ます。

 

こんな感じでよくアクセスするものを分類して散らからないようにしつつ少ないクリックで到達できるようにするのがポイントです。

そのためにクラウドストレージ、クイックアクセス、ランチャー、各ドライブ、スタートメニューなどにどのグループを表示させるか分けておけばいいわけですね。

例えば画像編集の作業に使う画像データはEドライブのPictureフォルダ。画像に入れる文字のフォントは他のパソコンでも使うのでDropboxなどですね。GIMPはランチャーに登録しておけばいいでしょう。(私はGIMPが見つかりづらいのでスタートメニューにピン留めしています。)

こんな感じで到達しやすいように分類して下さい。

これでうまくパソコンのフォルダを使いこなせるようになります。

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